【鍼灸】
1. 「人迎気口診」によるカラダとココロの対話
古典に基づいた「経絡(けいらく)治療」を行います。 まずは「人迎気口診(じんげいきこうしん)」という脈診を行います。これにより、「気・血」のどちらの問題か?そして、陰陽・虚実・遅数・滑濇のバランスを深く洞察します。表面的な症状だけではなく、身体の内部で何が起きているのかを正確に読み解くことから始まります。
2. 治療の二段階アプローチ:本治法と標治法
- ステップ1:土台を整える「本治法(ほんちほう)」。 脈診に基づき、まずは全身の気の流れ(経絡・エネルギーライン)を整えます。これが身体が本来持っている「自ら治ろうとする力(自然治癒力)」に働きかける「きっかけ」となり、自律神経の調整に繋がります。
- ステップ2:痛みに緩める「標治法(ひょうちほう)」 。身体が治る方向へと動き出したタイミングで、つらい痛みや違和感のある局所へ、灸頭鍼・知熱灸・糸状灸等(熱くないお灸)によるアプローチを行います。土台が整った状態で施術を行うため、効果的でより早い効果が期待できます。
3. 鍼管を用いない刺入法
「鍼管(しんかん)」を用いない鍼灸を行います。現代の鍼灸治療では、刺入時の痛みを抑えるために「鍼管」という細い筒を使うのが一般的です。しかし、当院「RAMA」ではこの道具は使いません。それは、身体から感じるツボ(生命:いのち)に、時間も空間の隙間なく触れ合うためです。鍼管は便利で有効な道具ですが、術者と患者の間を隔てる壁にもなるとも感じています。 自分の指先で触れ、その弾力、温度、そして言葉にならない微細な変化をダイレクトに感じ取り、そのツボと鍼尖が隙間なく触れる瞬間を重視しております。 指先を「最高のセンサー」として研ぎ澄まし、ツボが求める繊細な要求を受け止めるためです。鍼をゆっくり置いた時点から、治療は始まります。
4.「無」から生まれる、一期一会の深さ
治療の際、思考を止め「無」に近い状態を意識します。その瞬間、呼吸・脈・肌の状態・身体の色等を感じとります。それらが発する微かなサインがあなたの体の声、それに耳を傾けます。 それはあらかじめ決められた「作業」ではなく、今この瞬間にしか生まれない、あなたと私の「即興の気の対話」です。鍼がツボに触れた瞬間から治療は始まり、そこから独特の「密かなるひびき」が生まれます。 私の一部として鍼を扱うことで、あなたの気(エネルギー)の反応が私の指を通じてダイレクトに還ってきます。 この「密かなるひびき」を感じ合うことこそが、術者と患者の「一体感」、生命としての深い共鳴である「生命的共感」、それが治療となります。 これこそが、鍼灸禅RAMAで最も大切にしている治療の本質です。
5. このような症状でお悩みの方へ
鍼灸師には医師のように専門科というものはないのですが、整形外科的な疾患の場合は得意不得意、経験量の違いはあると思っています。 以下の病状は今までの経験値ではのこととなりますが、確定的なお話はできませんが、お応えできる期待値の高い病状だと考えております。【ぎっくり腰、五十肩、変形性膝関節症、坐骨神経痛、股関節痛、花粉症、風邪の諸症状】などです。治療は早ければ早いほど、治癒に要する時間も負担も少なくなります。「おかしいな」と感じたら、お早めに自らご自愛される習慣を持つことをお薦めいたします。 それにより、痛みの緩和、早期治癒へと、症状を改善へと繋がります。身体は何よりも大切な「もの」です。
「根本から整え、局所を癒す」 私たちが行うのは、深いリラクゼーションとともに、あなたの身体をあるべき姿へと戻すオーダーメイドの全身治療です。
【手技療法・整体】
手技療法とは、鍼灸の「ツボ(経穴)」の概念をベースに、整体の骨格調整と動的なストレッチを融合させた、独自のハイブリッド型の手技療法です。
3つのアプローチを融合した「独自の手技」
- ツボ(経穴)への深層アプローチ 鍼を使わずとも、指鍼によってエネルギーの通り道である「経絡」を刺激。内臓疲労や自律神経の乱れに働きかけ、体の内側から生命力を呼び覚まします。
- 骨格と筋膜のバランス調整 バキバキでないソフトな整体で、骨格の歪みを本来の位置へ。筋肉の表面だけでなく、癒着した「筋膜」を丁寧にリリースすることで、可動域を劇的に広げます。
- 機能的ストレッチの融合 「静」の指圧に「動」のストレッチを組み合わせることで、深層筋肉を効果的に伸張。施術後のスッキリ感だけでなく、持続性の高い「疲れにくい体」へと導きます。
「点」で捉え、「線」で繋ぎ、「面」で整える。 ツボという点を捉え、経絡という線を整え、体全体という面を健やかにする。それが私たちの目指す究極の療術です。
