プロフィール

私を救い、大きく変えた「鍼灸と瞑想」

私の人生の根底には、今から思うと、二つの大きな「救い」のような「人を変えた」体験があります。

一つは、20代の証券会社時代。バブル崩壊の荒波の中で強いストレスに晒され、心身のバランスを崩していたときに出会った「瞑想」です。 瞑想教室で初めて教わったマントラを唱えた瞬間、脳がギュッと収縮するような不思議な感覚とともに、回り続ける思考が「すーっ」と静まっていくのを体感しました。脳が解きほぐされる「脳のストレッチ」のような心地よさ。この驚きと確信が、30年以上瞑想を続けてきた私の原点であり、自分自身の思考を整えるための処方箋となりました。

もう一つは、30代から悩まされていた「頚椎症による慢性的な痛み」です。 小学生の頃に何度か頭から落ちた経験が影響していたのかもしれません。長年、首の痛みに耐える日々でしたが、人に勧められある日受けた「鍼灸」で、その痛みが「すーっ」と消えていったのです。 その時の衝撃は今も忘れません。施術してくださった先生がキラキラと光を放っているかのように輝いて見え、「これは面白い!」と直感。その瞬間に、鍼灸師への道が拓かれました。


伊豆の自然の中で、理想を形に

鍼灸と瞑想を組み合わせた、心身を整える場を自然の中に創りたい」 そんな想いを胸に脱サラし、鍼灸学校時代は文京鍼研究会に席をおかせていただき、卒業後は埼玉の古典鍼灸を汲む治療院で研鑽を積みました。その後、縁あって伊豆高原の断食施設「やすらぎの里」へ鍼灸師として、従事させていただくことになりました。東京から伊豆への移住は、私の理想を実現するための大きな一歩となりました。今から思うとこの「やすらぎの里」での経験が大きく、その治療の施術の時間は約15分、これで結果を出さねばならない環境なのです。それを、めまぐるしく毎日10数名以上。週末はクタクタでしたが、これが今思うとありがたいいい体験でした。

その後、自らの治療院「森の治療院 昇華庵」や、伊豆大川での宿泊型のホリスティックリトリート「断食 瞑想 東洋医学 湯治 nature retreat RAMA」の主宰を経て、今年の3月まで、非常勤でお世話になってきた「やすらぎの里」を辞し、今回、人生の総決算としてたどり着いたのが、鍼灸と瞑想・禅の『鍼灸禅RAMA』です。


「何かを足す」のではなく、「緩めて、解き放つ」

身体が調子よくても、心が壊れていてはうまくいかない。逆に、心が調子よくても、体が壊れていてもうまくいかない。心と体は切り離せないものであり、人生を歩むための大切なある意味、いちばん大切な「道具」。

鍼灸も瞑想も、何かを外から付け足すものではありません。 余計な緊張を「緩めとらわれから「解き放つ」。 そうすることで、本来の自由な自分、あるがままの「本当の自分」が現れてきます。

道元禅師の言われる「自己を習うとは自己を忘るるなり」という言葉のように、自分という枠を超えて、心身を自由自在に使いこなす。私自身が救われたこの智慧を通じて、あなたの中にある「本来の力」を引き出すお手伝いができれば、それ以上の喜びはありません。鍼灸と瞑想により、本当の自分を体感してください。

酒井 昌彦  / HARIKYUZEN RAMA~鍼灸禅RAMA

【資格】 平成18年 はり師・きゅう師 資格取得